2010.9.25♪「血沸き、肉踊る」フォルカンに出会った。

by mambo on 2010年9月26日

しーら君、最高のお誕生日になったね!おめでとう!
e382b8e383a7e383abe382b8e383a5
(写真は昨年の9月25日のものです)

話は前日にさかのぼる。

ピンポーンとチャイムの音が聞こえ、
玄関に出たら、ご近所に住むフィルムガレージの山脇さんが立っていた。

ご近所周りのお世話役の仕事だそうで。
「明日フォルカンの撮影でお忙しいのに、まあ(笑)」

「そうなんですよ!もう、バタバタで!あっ荒倉地区の
書類持ってきてしもうた!すんぐに取ってきますき!!!」

そんな彼の仕草からも、明日への緊張が伝わってきた。

25日当日。

朝から草やさんのお手伝いで、店内に掃除機をかけた後
そのままPTAの地区懇談会へ。

文系か、理数系か、息子の進路を決定する
大切な時期だという話をたっぷりお聞きする。
親なりに悩んで迷う。

途中で座をはずし、フォルティッシュ・アカンパニーの
ワンマンライブ会場へ。

息子よ許せ。すまんが文系でも理数系でも、自分で決めた進路やったら
母は応援するき、オカンがずっとファンで応援してきた大好きなバンドの
華舞台を見に行かせとうせ☆

もうライブは始まってしまった。
今日は一日、着替える間もなかったので汗だく。

多分会場はぎゅうぎゅうにお客様が入っているはずだ。
周りの人に失礼にならんようにと、コンビニで
ファブリーズと、たまたま切れていたことを思い出した
「トイレその周りに」を買って急ぎ会場に向かった。

だが…はりまや橋から蓮池まで、駐車場という駐車場が全て満杯!
かるぽーと近くまでぐるぐるまわって、ようやく駐車場を確保。

「もう、絶対フォルカンの演奏始まっちゅう!!!」と
車の中であせりまくって、「トイレそのまわりに」を
間違って身体に振りかけてしまう。

「違うやいかっ!!!」
と改めて全身にファブリーズをふりかけ
いざ、会場へ。

「ゲストが終わって、今からフォルカンですよ♪」
受付のお姉さんのことばにほっとして中に入ると
カワウチさんが「よっ」と挨拶してくれた。

「みんなは一番前陣取ってるでしょう」と言うと
返事も待たずに前へと急いだ。

見慣れた笑顔が「まんぼさーん!」と
迎えてくれて、荷物も置いてくれて
今日はカメラも何もフィルムガレージさんに一切
お任せして、みんなと一緒に踊る気満々♪

そして、ライブスタート。
この後のことは、書きませんので
皆さん、DVDを是非買ってあげて下さい!!!

自信を持っておすすめできるライブでした。

一言で言うなら…

2010.9.25.♪「血沸き、肉踊る」フォルカンに
そしてお客さんに、自分に、空間に出会った。
彼らがとってもまぶしかったーーーーーー。

目の前でスポットを浴びて歌っているとしちゃんが
草やでお弁当2コ食べていたとしちゃんなんだと
改めて驚いてしまうほど、彼らは輝いていた。

確かなことはこの1年で、ワンマンでこれだけ人が呼べるバンドに
成長した…これだけお客さんを盛り上げることができる
バンドに成長したということ。

全て終了した時に見せた山根君のあのトランス状態の表情見ましたか?
ダイト君との手の握り方もガッチリ!でした。

しーら君の真心のこもったコメントの後の
「遥か彼方へ…」を聞いている時、
ふと、先日の草やライブの裏方の時の様子や、
遠くの安い終車場に車を停め、おびさんマルシェの会場まで、
重い荷物を運んできた姿や、しーら君がバイト先でいっぱいいっぱい
ネギを刻んでいる姿なんかが心の中を駆け巡り
不覚にも涙、涙、涙。

帰り、放心状態でお客様をお見送りする扉にもたれかかっていた
しーら君に「お疲れ様」を告げると、
何も言わずに親指を握りしめてくれました。

言いたいことは全て舞台で出し尽くし
気力で握ってくれた親指の温かさが心に染みて、うれしかった…。

外に出て暫くライブの余韻に浸りながら歩いていると
プレーンのカワウチさんが車の窓を開け、呼び止めてくれた。

「カワウチさん!まこと!目、ピカピカですやん」(笑)
その後はひたすら、思い出し笑いしながら帰った。

進路を決める息子には
「血沸き、肉踊る気持ちになれる道を」
そして「一緒に血沸き、肉踊る仲間と出会える道を」と。
オカンもその幸せは知っちゅうき…。


From ブログ

Leave a Reply

Note: XHTML is allowed. Your email address will never be published.

Subscribe to this comment feed via RSS