外も内も花満開!

by mambo on 2009年3月30日
写真は、桜越しに見た佐川町青源寺。   

 

3月当初、河野圭佑さんが帰高している間にということで、
しこたま時代の代表作でもあります♪「あの桜の咲く日まで」という曲の
プロモ撮りができないだろうかと、佐川町役場に桜の見頃を問い合わせてみました。


(佐川町名物ハウス座敷。雨の日でも寒い日でもあったかく花見ができると評判に)

4月頭頃だろうとのことで、
「これは!3/27のラ・ヴィータライブの時期にばっちりハマルやいか!」
ということで4月4日に撮影を決行しようとしていました。

…が、けんさんが正社員になって間もない頃でもあるので、あまり会社の方にも
わがままは言えないだろうということになり
「まだ少し見頃は早いかも」と心配しながらも
3/28に変更。と一緒に可葉スタジオでの蔵ライブも
急遽、日程を変更してもらうことになりました。


これが良かった!

今年佐川は例年よりも桜の開花が早く、3/28の段階でもう葉桜が見えはじめて
いるといった状態。この日は曇り空ではありましたが、桜満開の丁度
見頃を迎えていました。

私は「この歌は友情の歌やから、桜坂を登ってもらう時の会話は、
懐かしい時代を振り返るような会話で…」と言い張り、
カワウチ氏は「いんや、お互いの恋愛話を語り合いながらだ」と言い張ります。

昼食時、イチローさんも、王さんも、司馬遼太郎さんも愛してやまない
大正軒のうなぎを前に軽く打ち合わせバトルを繰り返す熱い二人に
「会話の内容くらい僕たちに任せて下さいよ」と、
あきれた顔でしこたまの一撃。

ごめんね、ホント…うなぎちゃん。


甘酒アイスの撮影に夢中の門田カメラマン。
私は、お花見売店に来たら必ず食べる「生姜アイス」を頂きながらカシャリ。


佐川町民のみぞ知る穴場にご案内。
山の頂上大岩から見降ろす佐川町の全景。中央にJR土讃線線路が走っています。

この岩の上で佐川の夜景を見ながらプロポーズされた女性も多いのでは。
格好のデートスポットでもあるんで・す・が・

この熱いおんちゃん達に教えた私がバカでした。


まず、門田さん。

「今問い合わせして調べました。2時8分まで列車待ちしましょう!」
大岩の上で「ぎょえ〜」の二人。
「高いところ苦手なんすよね〜」
ようやくやってきた2時8分。ゴトゴトと列車の音が響き渡ります…が、しかし

地味〜な一両編成で、全く絵にならず。

すかさず、門田さん「次の列車時刻2時15分まで待ちましょう!」
本当、カメラマンのプロ意識ってすごいですよね。

それはともかく、カワウチさん、大岩から空中に出過ぎ、出過ぎ…。

この日ライブだけでなくスタッフとしても参加してくれたフクモトダイチ君と
この断崖絶壁が真横から見えるところから、真っ青になって
「カワウチさん、やめて下さい!!!こわいこわい!!!」と注意するも
小猿のように機材を持ってあっちをウロウロ、こっちをウロウロ。

「もう二度と」です。
「もう二度と」いくらロケーションが良くても、
松田が彼らに「穴場」を教えることはないと思います。


可葉スタジオ。
150年の歴史が渋い雰囲気を醸し出している通好みのギャラリースペース。
近いところでは「いちむじん」もライブをした空間です。

過去のライブブログより

私の故郷佐川町は歴史のある街で
古い酒蔵と桜の風景に魅せられ、毎年国内だけでなく海外からも
すごいゲストが度々訪れています。
司牡丹の社長や可葉さんのグローバルな
交友関係から、「さっきの方はフランスからいらっしゃったと」
「今、そこを糸井重里さんが歩きよった」
というようなこともしばしば。


「この空間にアップテンポな曲はどうなんでしょうかね〜」と悩むけんさん
でしたが、世界的な書家である可葉さんの最新作のテーマが
何故か?「♥」ということで、ぴったり同化。
可葉さんは仏教から「♥」に辿り着かれたということで
二人にとても心に残る深イイ話をしてくれてました。


この28、29の出来事もまたゆっくりアップさせていただくとして
最後にウタウタイの皆様方から、思いがけなくお花束をいただきました。


花瓶に差すとまるでルドンの絵画のようでとっても綺麗♪
今、やりきった感いっぱいの中で、しみじみ眺めさせていただいております。
心の中も花満開…といった感じでしょうか。

「♥」は、日々の生活のなかにある小さな幸せを集積させていくこと。
それによって人は穏やかに「満ち足りていく」のだと
可葉さんは教えてくれました。

私、今、とっても幸せ…です。


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