マルシェ報告（子リス側からの視点）

おびマルライブのトップバッターは

私達をオーストラリアアボリジニの世界へいざなってくれた

最古の木管楽器『イダキ』を演奏する前田裕示（ゆうじ）さんと

トゥバ共和国イギルの『ホーメイ』と『こうきん』をセットで操る

葛目絢一さん。久しぶりの再会でした！

2番手はフォルティッシュ・アカンパニーのとしちゃんこと吉岡利泰君。

吉岡さんの音響技術のお陰で開催できるマルシェライブと言っても過言ではないでしょう。いつも無理言ってすみません。ふんわりとした歌声が午後の日差しによく似合っていました。ご本人が音響に集中したいからと、今回もスタートの演奏。間に合わなかったファンの方、申し訳ございません。

高知大学一回生の大江景子さんを2回生の藤本翔子さんがカホンでサポート。

「土佐鰹」という弾き語りサークルに所属されてるそうですが、初々しさの中にキラリと光るいい声♪翔子ちゃん（フォークソング部）のリズム感もバッチリで、かっこよかった！

4番目に登場してくれたのが、PHoToiLo（フォトイロ）

普段は3名ですが、この日はギターヴォーカルの安部誠一郎さんとパーカッションの千々岩航輝さんの2人構成。高知大学フォークソング部3回生同士のコンビで安部さんは部長さん。ここでっ！このお二人の演奏に立ち止まって、一緒に踊ってくれたお婆ちゃん登場♪　

ラストはヤンシィ・ムッチ君。ガンガン音出してるのに足元に雀が寄ってきて

離れず。とってもなついてました（笑）お客さんも思わず微笑んでしまった

とっても平和で幸せな光景でした。

おびまるカップルが行き来する中、お互いに無茶ぶりセッション

仕合って焦りまくったりバッチリハマッたり、マルシェならではの

自由な演奏が楽しかった〜♪

公園のお立ち台では子どもたちもノリノリ！

少しの間を惜しんで、応援に駆けつけてくれた後輩たち。

先ほどのお婆ちゃんも、「いや〜、高知は楽しいっ♪ありがとう！」と

ミュージシャンたちに語りかける…。これがおびまるライブの醍醐味！

ファームベジコ側からまぁちゃんが「まんぼ！取材、取材！」ということで

追っかけ取材をさせていただきました。

このお婆ちゃん、なんと生粋の元横浜レディ。

街中にJAZZが流れ、音楽レベルの高いハマッコだった彼女が

高知に移り住んだのは昭和64年。

45歳の年に旦那様を亡くされ、高知の人と結婚された子どもさんを頼って

長く親しんだ横浜を後にされたそうです。

「私はね、関東大震災も東京大空襲も生き抜いてきたの。横浜を離れる時は

つらかったけど、高知に来てみたらね、もう！食べ物は美味しいし、

酒は旨いし、楽しいっ！じっつに楽しいっ！」

そう言って、再び踊りまくるお婆ちゃん。

まぁちゃんと「何かうれしゅうなってくるね」と

マルシェを始めたばかりの頃の苦労話を振り返りながら

しみじみ…キュウリとトマトで乾杯しました。